【最終131位/最終レート1975】亜流カバウツロナットサンダードラパラオス【ポケモン剣盾シングルS20】
はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン20において、最終128位、レート1970を取った構築の記事を書いていきます。よく見かけた並びですが、テンプレとは違う構成のポケモンを多く採用しているので興味があれば是非見て下さい!
また、対戦初心者・中級者向けの記事も書いているのでよかったらご覧下さい!
ポケモン剣盾で勝ちたい初心者・中級者に向けて[シングル] - キラのポケモン日記
最終結果
tnシャナ 最終131位
今回の記事では、構築経緯、各個体解説、基本選出について書きます。
構築経緯
前期S19から使用していたドラパサンダーラオスの並びがかなり使用感が良く、今期もそれを軸に構築を組み始めました。
しかし、前期と比べて明らかにウツロやカグヤ、ガラルヤドキング、珠ランドが増加している点と、ドラパで龍舞しなくても崩せる構築が増加してきた点を踏まえて、サンダーのバトンを放電、ドラパの龍舞を鬼火に変更。最後に、刺さりの悪くなったキッスに代わり相性補完もよく崩し性能も高いアシボウツロイドを入れて、本構築が完成しました。
各個体の解説
以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(正確補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)等の略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-31-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。
ドラパルト
特性 クリアボディ
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 命の珠
努力値 A252D4S252
技構成
ドラゴンアロー ゴーストダイブ
だいもんじ 鬼火
いい感触の構築には必ず入っている準相棒枠。前期と比べて明らかに珠ランドが増加していたため、隙を見せないクリアボディでの採用になりました。今期も相変わらず最速ドラパの珠ダイホロウが受かっていない構築が多かったので、有利体面は積極的にダイマを切って崩していくことを意識していました。環境を通してラム持ちが少ない印象であったため鬼火は非常に重宝しましたが、外したら速降参レベルで状況が不利になるため下振れの要因でした。(せめて命中90にしてくれ・・・)相手にとにかく圧力がかかるポケモンで、相手に無理やりダイマを切らせ後述するカバやサンダーで受ける動きがとても強かったです。
カバルドン
特性 砂起こし
性格 腕白(B↑C↓)
持ち物 アッキのみ
努力値 H252A84B172
技構成
じしん こおりのキバ
のろい なまける
本構築のエース鈍いカバルドン。誰もこの型で使っていなかったが非常に強かったです。Aに振ることで地震で特化ドヒドを高乱数2発にでき、ポリドヒに対しても臆せずに投げることが出来ました。加えて、鈍いを積んだ後に相手のサンダーに対するダイアイスの乱数がよくなる、ウオノラゴンのエラガミをダイマで強引に耐えてダイアース+砂ダメで落とせる等かなり恩恵がありました。ダイアースを積めば火力のないサンダーやアナライズポリ2まで起点にできるため、有利体面を作って一度詰めれば急所or氷以外勝ちの状況が簡単に作れました。Bを削っている弊害として特化エスバの珠キョダイカキュウが受かりませんが、そもそもドラパやラオス、ウツロはキョダイカキュウを押されない上に、ナットレイはエスバの後投げに対して大体宿り木を打っていることが多いので殆ど気になりませんでした。
ウツロイド
特性 ビーストブースト
性格 臆病(S↑A↓)
持ち物 パワフルハーブ
努力値 H4B156C92D4S252
技構成
メテオビーム アシッドボム
Bにかなり厚く割いたアシボウツロ。珍しく拘ってモンボの◇色違い。意地ウーラオスのインファイトや珠ゴリラのグラスラを確定耐えするので、かなり相手のプランを崩すことが出来ました。テンプレだとダイウォール用にステロが採用されていることが多いのですが、ウツロイドでダイウォールをする展開がそもそも弱いと考えているのでガブや悪ウーラオス意識でマジシャを採用しました。アシボがとても使いやすく、メテオビーム読みで受けに来たポリ2やチョッキ以外のガラルヤドキング、クレセリア等に当てることで、ダイマの強要やサイクルの崩壊を狙うことが出来ました。有利対面でイージーウィンを量産する一方で、相手に先に展開されるとあっさり腐ってしまうポケモンだったため扱いは難しかったのですが、冠環境トップメタのうちの一体であることは間違いないポテンシャルでした。
ナットレイ
特性 鉄の棘
性格 腕白(B↑C↓)
持ち物 食べ残し
努力値 H252B188D68
技構成
パワーウィップ ボディプレ
やどりぎのたね てっぺき
ちょっとだけDに振ったナットレイ。テンプレのカバウツロサンダーナットだとHB252振りされていることが多いのですが、H振りだけだとウツロイドやキュウコンへの後投げが安定しないのでDに少しだけ割きました。(むしろD振らないとウツロやキュウコンに後投げしたときにダイマ択とか技の択発生したりするのですが、上手い人は全部気合で択通しているんですかね?)また、今期は特にスカーフトリックや眼鏡トリックでナットレイに勝った気でいるレヒレ使いが大量にいたため、パワーウィップで解らせました。正直ジャイロボールがあれば勝っていた試合も数試合ありましたが、それ以上にウィップの採用によって拾えた試合が余りにも多かったため、技選択はこれで間違いなかったと思います。最初は相性補完のために渋々採用したポケモンでしたが、何度も窮地を救ってくれてかなり愛着が湧きました(笑)
ウーラオス
特性 不可視の拳
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 拘り鉢巻
努力値 H124A116B36D4S228
技構成
すいりゅうれんだ インファイト
かみなりパンチ れいとうパンチ
冠環境で水ウーラオスに静電気サンダー後投げしてくる人だけは許せなかった(笑)。テンプレとは違う意地HAS鉢巻ウーラオス。本当はもう少し耐久に回すとサイクル性能が上がってかなり使いやすくなるのですが、今期は意地珠ランドが余りにも増加していて、脳死初手ダイジェットを打ってくるプレイヤーも一定数いたため、最低限のSラインは必要でした。HPに振ることで鉢巻悪ウーラオスの暗黒強打を1回だけ受けれるので、ドラパルトを安心して初手に投げることができ、構築の安定感に大きく貢献していました。このポケモンはすべての技が命中安定且つ非常に強力で使いやすいですが、意外と技選択がシビアで一手一手慎重に選ばないと強く使えないと2シーズン使い続けて強く感じました。
サンダー
特性 プレッシャー
性格 穏やか(D↑A↓)
持ち物 タラプのみ
努力値 H252D180S76
技構成
ほうでん ぼうふう
みがわり はねやすめ
信頼できる特殊受けかつTOD量産機。そもそもの構築コンセプトがドラパサンダー対面で相手のダイジェットを誘い、このサンダーで受けきることで、シーズン通して一定数この動かし方でイージーウィンが取れていたので、HDサンダーも非常に強力なポケモンであることは間違いないと思います。ドラパルトやウツロイドを強く動かすためにポリ2やガラルヤドキングに圧力をかける必要があったため、特性はプレッシャー一択でした。相手を突破できるわけではないが非常に突破されにくいポケモンなので、数的有利を取ったときTODが選択肢に入りやすく、戦術の幅を広げる上で非常に貢献してくれました。サンダー自体へのメタは冠環境が最後ということもありかなり厚かったですが、役割を明確にしていたこともあり選出したときはかなりの安定感を誇っていました。もしダイパリメイクにレートがなかったらまたかなりお世話になるかもしれないです。(そうならないといいですが・・・)
基本選出
正直どのポケモンも同じくらい選出しましたが、よくあった選出を2つ書いておこうと思います。
ドラパ+サンダー+ラオス
ドラパで初手ダイマを仕掛けたり、逆に相手のダイマを誘っていなした後展開する並び。相手にエースバーンがいたらこの選出は出来ないです。
ウツロ+カバorナット+サンダー
対ドヒドクレセメタモン、対受けループ用の選出。ウツロイドのアシボで崩しながら数的有利を取り、TODを狙います。
最後に
冠環境最後のシーズン、8時45分の時点で2000&二桁チャレを迎えたにも関わらず、こちらの消極的な立ち回りのせいで乱数勝負まで持ち込まれ負けてしまい、非常に悔いの残る結果となってしまいました。個人的に伝説のポケモンが使える環境があまり好きではないため来月以降どのように取り組んでいくかは分かりませんが、ダイパリメイクにレートがない可能性がある以上最低限はやろうかなと思っています。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
【最終426位/レート1916 最高レート196X】ラグサンダー展開ミミドラパ【ポケモン剣盾シングルS18】
はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン18において、最終426位、レート1916を取った構築の記事を書いていきます。あまり結果が振るわず自己満で書いている記事ですが、基本選出が分かりやすいので使いやすいとは思います。
また、対戦初心者・中級者向けの記事も書いているのでよかったらご覧下さい!
ポケモン剣盾で勝ちたい初心者・中級者に向けて[シングル] - キラのポケモン日記
最終結果
tnキラ 最終426位
今回の記事では、構築経緯、各個体解説、基本選出について書きます。
構築経緯
今期は最終日4日前に自信をもって使える構築がなくなってしまったため、S14のうわっきーさんの構築をレンタルして使っていました。
使ってみるとこの構築はとても完成度が高くとても強かったのですが、今期終盤は身代わり持ちによるラグサンダーメタがあまりにも多く展開しにくいという問題がありました。そのため、ドラパルトをすり抜けに変更し、身代わりでHPが減った相手をダイホロウで崩すように心がけたところ、自分好みかつ強い展開が出来るようになりました。その後、スカーフレヒレ軸にも臆さずに出せる、ラグラージとのかみ合わせが良い、という2つの理由からカミツルギをゴリランダーに変更し本構築が完成しました。
各個体の解説
以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(正確補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)等の略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-31-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。
ドラパルト
特性 すり抜け
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 命の珠
努力値 A252D4S252
技構成
ドラゴンアロー ゴーストダイブ
圧倒的エースかつ選出率第1位。うわっきーさんの原案ではエスバ意識で大文字ではなくリフレクターが採用されていましたが、エースバーンよりもナットレイやカミツルギに負ける試合が多かったので変更しました。ついでに残飯エルフーン等も焼いてくれたりしたので変更してよかったです。構築経緯でも書きましたが、今期はありとあらゆるポケモンに身代わりが仕込まれていたため、ラグラージやサンダーに対して身代わりを張ってくる相手の下からクイックターン、ボルチェンをして繋ぎ、HPの減った相手をダイホロウで処理する動きがとても強かったです。たまに意地っ張りにしたいと思うこともありましたが、陽気スカーフウオノラゴンより早い点と現環境におけるほとんどのカイリュー、耐久サンダーがS+1でも抜けない点が強かったので変えることは出来ませんでした。
サンダー
特性 静電気
性格 穏やか(S↑A↓)
持ち物 タラプのみ
努力値 H252B4C4D188S60
技構成
ボルトチェンジ ぼうふう
かいでんぱ はねやすめ
サンダー受けかつ特殊積みポケ受け。使ってみるまではタラプ+ボルチェンが本当に強いのか半信半疑でしたが、実際に使ってみるととても使いやすかったです。某実況者の影響等もあるのか今期はダイロックサンダーが多かったのですが、ダイジェット+ダイロックもしっかりと受けることが出来たため非常に強かったです。うわっきーさんの構築と並びがほぼ同じなので型読み行動されるかなと思っていましたが、全サンダーがダイジェットから入ってきたため今期も依然としてイージーウィンを稼ぐことが出来ました。怪電波サンダーの詰ませ性能は非常に高いものの、今期の上位構築は瞑想でDだけ上げて物理アタッカーにバトンを繋いできたり、身代わりを残した状態で高火力アタッカーにバトンをするものもあったため、来期以降は絶対的に信頼できるものではなくなっていくかもしれないと感じました。
ウーラオス
特性 不可視の拳
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 拘り鉢巻
努力値 A252B4S252
技構成
すいりゅうれんだ インファイト
かみなりパンチ アクアジェット
全て命中安定技なのが本当に偉いポケモン。選出機会がそこまで多いわけではありませんが、アクジェでウツロ、エスバを縛る動きが出来たり、悪ラオス、ドリュウズ、ブリザポス、ドサイドンに強い点が非常に良かったです。受け攻め構築には比較的強く出ることが出来ますが、このポケモンで上手い人の受けループは崩せなかったので、受けループにはあまり選出しませんでした。また、今期はレジスチルと何回か当たりましたが、このポケモンがいないとレジスチルは絶対に突破できないので、見たら選出するようにしていました。
ラグラージ
特性 湿り気
性格 呑気(B↑S↓)
持ち物 食べ残し
努力値 H252B244D12
技構成
あくび まもる
クイックターン ステロ
見えない草技、ラム持ち、身代わりに無限に怯えるポケモン。冠環境においてラグラージというポケモンはとても強いのですが、とにかく対策されまくっているせいで動かしにくい印象がありました。それでもドラパルトと組み合わせることで身代わりDLポリ2以外の身代わり持ちはあまり気にしなくて済む上に、草技は守るである程度確認することが出来るため、構築全体としては比較的強く使うことが出来ました。吹き飛ばしがないため弱い場面もありますが、欠伸ループを抜けたり安全に対面操作が出来るクイックターンがとても強かったので最後まで変えることが出来ませんでした。体感的な話になりますが、ラグラージ入りに初手で出てくるランドロスのラム剣舞率が異常なので、初手ランド対面は警戒したほうがいいです。また、初手ラグラージカイリュー対面が頻繁に起きますが、これは鉢巻、珠、ラムのどれを持っているか判断することは難しいので、ラムを諦めて欠伸から入るようにしていました。
ゴリランダー
特性 グラスフィールド
性格 意地っ張り(A↑S↓)
持ち物 奇跡の種
努力値 H12A252S236
技構成
グラススライダー はたきおとす
ばかぢから 剣の舞
たまたま生まれた自己産色ゴリラ。打ち分けもでき火力のある型を使いたかったのですが、構築のコンセプト上命の珠はドラパルトに持たせなければならなかったので取り敢えずきせきの種を持たせました。このポケモンはポリドヒ、ポリレヒレを簡単に崩すことが出来る上、一度積むと相手のダイマを誘うことが出来るので、ステロを撒かない場合にも選出しやすい点が良かったです。(私はカミツルギを使うのが下手なのでどちらがいいかは個人差があるかもしれない)グラスフィールドとあわせてラグラージを強く使えると思っていましたが、相手にラグラージ対策+サンダーがいるだけでラグサンダーゴリラの選出を強いられてしまう点が使いにくかったため、ラグゴリラの並びはたまにしか出せませんでした。
ミミッキュ
特性 化けの皮
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 アッキのみ
努力値 H100A164B108D4S132
技構成
じゃれつく ゴーストダイブ
かげうち つるぎのまい
個人的結論調整のアッキミミッキュ。耐久ラインはアッキと皮ダメ込みで珠陽気ミミッキュのゴーストダイブを約8割で耐えるくらいです。また、Sラインは準速カイリュー抜きにしています。殆どの耐久サンダーを抜いている上、ミミッキュミラーにも大体勝てるのでとても強かったです。うわっきーさんの構築ではミミッキュミラーに必ず勝つために陽気ASアッキミミッキュが採用されていましたが、皮はがされた後に鉢巻悪ラオスの暗黒強打で死んだり、ガラルファイヤーを切り返すことが出来ない点に不自由を感じたので自分が使い慣れている調整のものに変更しました。結果的には最終日ミミッキュミラーには一度も負けていないので、この調整でよかったかなと思っています。(ASアッキミミッキュには負ける)
基本選出
選出割合は上から大体4:2:4くらいでした。85%くらいドラパを選出していたと思います。
ラグ+サンダー@1
基本的にはラグサンダードラパで出していました。サンダーを使ってうまく対面操作をし、ラグラージの起点づくりをサポートします。とても強いのですが、メタが激しいのである程度使い慣れることが大切です。
ドラパ+サンダー+ラオス
初手ダイマ、サイクル、崩し全てできる奇麗な並びです。ウツロイドやポリ2入りにはこの選出が多かった気がします。
ドラパ+ミミ@1
対面選出。ラスト1体は相手に刺さっているポケモンを出すようにしていました。ウオノラゴン入りにはこの選出が多かったです。相手にダイマを先に切らせた後にドラパまたはミミッキュで後から切り返す動きが強かったです。
最後に
社会人として初めて本気で取り組んだシーズンでしたが、序盤の考察不足もあり中々勝ち切ることが出来ませんでした。ただ、何とか楽しく対戦が出来る構築を組むことができ、最終日は7時間くらいぶっ通しで対戦しましたが特にイラつくことなく戦い抜くことが出来ました。今期結果を残すことが出来なくて非常に悔しいですが、来月は個人的に勉強したいことがあるのであまりポケモンをやらないと思います。7月はまたがっつりやっていきたいのでもし当たった際はよろしくお願いします。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
【最終567位/レート1917】ぼくのかんがえた最強S15構築【ポケモン剣盾シングルS15】
はじめまして、TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン15において、最終567位、レート1917を達成した構築の記事を書いていきます。今期は最終3桁が目標だったので、雑に強く使いやすい構築を組みました。ポテンシャルは感じるのでたたき台に使ってみてください。
また、対戦初心者・中級者向けの記事も書いているのでよかったらご覧下さい!
ポケモン剣盾で勝ちたい初心者・中級者に向けて[シングル] - キラのポケモン日記
最終結果
tnキラ 最終567位
今回の記事では構築経緯、各個体の解説、基本選出について書きます。
構築経緯
いつもは真剣に軸を考察するのですが、竜王戦環境は頭のおかしいポケモンが多すぎて全対応が不可能だったので、相性有利な伝説が多いチョッキカイオーガを軸にし、取り巻きを使用率トップ10から補完の合うように採用して構築を完成させました。そのため、小学生が考えたような最強構築(笑)となってしまいましたが、最低限勝つことが出来ました。
各個体の解説
以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(正確補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)等の略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-31-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。
カイオーガ
特性 雨降らし
性格 控えめ(C↑A↓)
持ち物 突撃チョッキ
努力値 H164C164S180
技構成
しおふき ねっとう
かみなり れいとうビーム
今期の最強格伝説のうちの1体。特性雨降らしからのしおふき、ダイストリームの火力が非常に高く破格の強さを誇りますが、貯水等のメタが多く動かしにくい場面も多々ありました。調整はC+2ゼルネアスのダイフェアリー確定耐えくらいの耐久、臆病特化よりもやや高い火力、準速80属抜きにしました。チョッキカイオーガは本来のカイオーガとしての性能は勿論、ミラーやメタモンに強く、S振り怪電波以外の全てのサンダーに打ち勝てるので非常に対面性能が高かったです。カイオーガ同士の対面で一度も負けたことがなかったので、我ながら非常によい調整だったと思います。
サンダー
特性 静電気
性格 穏やか(D↑A↓)
持ち物 ごつごつメット
努力値 H252B148C4D20S84
技構成
ほうでん ぼうふう
かいでんぱ はねやすめ
結局伝説環境でも最強の入れ得ポケモン。出来るだけ全対応するため、意地珠エスバのキョダイカキュウ75%耐え、準速日ネク抜き、残りDで使っていました。ゴツメをもたせている理由は、終盤大量にいた襷悪ウーラオスとの対面で勝つためです。今期のサンダーは基本珠、スカーフ、怪電波、電磁波のどれかだったので、ミラー対面では怪電波を駆使して突破されない立ち回りを意識していました。電磁波を入れたいと思うことが何度もありましたが、この構築はサンダーに薄めなのでミラーで弱くなる電磁波は採用することが出来ませんでした。竜王戦環境自体がかなりの麻痺撒きゲーなので、絶対に麻痺にならず一方的に麻痺を押しつけることが出来るサンダーは間違いなく最強格のポケモンです。
ミミッキュ
特性 化けの皮
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 拘り鉢巻き
努力値 H4A252S252
技構成
じゃれつく ウッドハンマー
かげうち トリック
唯一の地雷枠。拘りトリックや不意の草技で数々のイージーウィンを作ってくれました。初手で出した時に、身代わり呪いのインキャ型を警戒されるので、鉢巻きじゃれつくの高火力で予想外のところから崩せるところが強かったです。また、一定数いた脳死初手ダイマ構築に対してある程度圧力をかけられたり、予想外の高火力影うちでスイーパーを務めたりとこの構築では欠かすことの出来ない枠でした。普通の型のダイマミミッキュでザシアンや日ネクを切り返せないのが、この環境の難しいところだと思います。
ランドロス
特性 威嚇
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 命の珠
努力値 H4A252S252
技構成
じしん そらをとぶ
麻痺にならない高火力エース。ランドロスは電磁波が効かない積みエースとして唯一無二の性能を誇っていると思います。カイオーガ軸だとどうしても重くなってしまうレジエレキ、ゼクロム、ラッキーにとても強く、その上汎用性がとても高いポケモンなので外すことは出来ませんでした。壁展開に対して初手に投げて剣舞をする事でアドバンテージを取ることが出来ますが、シーズン終盤は初手にゼルネアスがくるなどかなりケアされていて選出択が避けられなかったです。サンダーもそうでしたが、麻痺にならない枠は本当に入れ得なので、竜王戦環境は絶対に地面枠を採用するべきだと思います。
エースバーン
特性 リベロ
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 拘りスカーフ
努力値 A252B20S236
技構成
かえんボール とびひざげり
信頼すべきガラルの守護神。ザシアンとムゲンダイナ入り受けループに抗うために入れました。安定感のある火力がありS+1の100属を抜いているので、スイーパーとしての信頼感はかなり高かったです。基本的にはとても使いやすいポケモンでしたが、カイオーガとスカーフ炎技のかみ合わせが悪いので雨ターンの管理がとてもシビアなところは難しかったです。ただ、それを差し引いてもかなりのスペックを持っているポケモンなので抜くことは出来ませんでした。ちなみにダイアタックを打つことが出来ますが、殆どのサンダーに対面勝つことは出来ないです。(後続のためにSを落としたり一貫のあるときに安定択の役割を果たしていました)
ゴリランダー
特性 グラスメイカー
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 きせきの種
努力値 H140A252B92D4S20
技構成
グラススライダー ウッドハンマー
ばかぢから つるぎのまい
草1/4枠がいないときには圧倒的力を発揮するゴリラ。調整は前期の誰かのブログで見かけたものを雰囲気で真似しました。ナットレイを使いこなせないのでずっとゴリランダーを使っていましたが、草技を1/4で受けてくるポケモンが環境に溢れていたのであまり選出する機会はありませんでした。ただ、カイオーガ+ゴリランダーの並びで殆どの相手に貯水枠+ゴリラ受けの選出を強要出来るので、相手の選出誘導にはかなり貢献していたと思います。このルールではあまり猛威を振るいませんが、スペック的には冠環境でテッカグヤが減ったときは活躍の機会があるのかなといった印象を受けました。後、初手4桁のラプラスと対面したときはキョダイコランダ安定です(笑)
基本選出
カイオーガ+サンダー+ミミッキュ
貯水持ちやザシアン、ゼクロム、ブラックキュレムがいないときには基本的にこの選出をしていました。カイオーガのダイマターンをフル活用することが出来れば基本的に勝てます。
ミミッキュ+エスバ+1
ムゲンダイナ等の受けループとゼクロム、ブラックキュレム入りにはこの選出をしていました。今期は受けループの並びの種類が豊富だったので、相手の受けを2体以上崩せるやつを3体選出してダイマを駆使してゴリ押すことを心がけていました。またブラックキュレムは2舞させずにエスバで処理すること、ゼクロムはランドとミミッキュで上手くいなすことを心がけていました。
ゴリランダー+エスバ+サンダー
結局終盤まで一定数存在していたラプザシサンダーにはこの選出をしていました。基本的にはサンダーから入って相手の脳死初手ダイマをいなすことを心がけていました。このとき、サンダーミラーの対面ははねやすめ、ラプラスサンダー対面は怪電波から入るのが安定です。
最後に
竜王戦環境自体にモチベがあまりなく最終三桁でいいかなという気持ちでしたが、TLで上位争いをしているのを見て少しさみしくなりました。しかし、来月は4月1日が入社式ということもあってそんなにポケモンはしないと思います。冠環境は滅茶苦茶好きなので、5月からはまたレート2100、最終二桁を目標に頑張っていこうと思います。
また、初心者・中級者向けの記事も書いているので興味があれば是非ご覧下さい。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
【2021年1月】無料版はてなブログでGoogleアドセンスに合格した話
はじめまして、キラと申します。
2021年の1月12日に無料版はてなブログでGoogleアドセンスに合格出来たので、合格までの課程やブログの状況について共有します。
「趣味で使っている無料版はてなブログをGoogleアドセンスに合格させたい」
「初期投資なし、完全無料でブログに挑戦してみたい」
といった方に向けて出来る限り具体的に書いたので、是非参考にして頂きたいです。
また、このブログがGoogleアドセンスに合格するまでに計3回不合格になっているので、何回もGoogleアドセンスの申請に落ちてしまっている人にも参考になると思います!
Googleアドセンスに合格するまでの流れ
まずはブログ開設からGoogleアドセンス合格までの流れを共有します。
- 11/12 はてなブログ開設(記事数0)
- 11/18 お問い合わせフォーム・プライバシーポリシーの設置
- 11/25 1記事目公開
- 12/2 Twitterからの流入で1000PV越え
- 12/5 1回目の申請(計2記事・不合格)
- 12/8 2回目の申請(計3記事・不合格)
- 12/15 3回目の申請(計5記事・不合格)
- 1/4 4回目の申請(計5記事・合格)
- 1/12 Googleアドセンスから合格通知のメールが届く
特に共有しておきたい情報が以下の3点です。
・1回目の申請時点で記事の内容とGoogle Search consoleの評価(後述)以外は全て対策済み
・3回目の申請と4回目の申請では設定含め一切変えていない
・不合格の時は2~3日、合格したときは1週間ほどで審査結果がきた
何が伝えたいのかというと、無料版はてなブログでは最初の記事を執筆してから1ヶ月以内の合格はほぼ不可能であるということです。
12月15日時点で、Twitter経由のPVが計2500程度、「無料はてなブログ Googleアドセンス」と検索して出てくる対策方法は全て実践済み、Google検索に表示される記事が計3記事という状況で審査は不合格でした。
その後、本業が忙しかったこともあり一切ブログに触れることが出来ず、年始の1月4日に何も変えずにとりあえず申請したところ審査に合格しました。
ある程度PVがある状況でも、無料版はてなブログでは1ヶ月以内にGoogleアドセンスに合格する事は出来ませんでした。また、他の方の合格体験記を拝見すると、PVが殆どない状態でも長期間に渡り何回も申請することで合格している例もかなり多いです。
つまり、無料版はてなブログでGoogleアドセンスに合格するには、PVに関わらず少なくとも1~3ヶ月以上の長期戦を覚悟する必要があります。なので、根気強く何回も申請し続けることが一番重要だと思います。
Googleアドセンスに合格するため取り組んだ事
合格までの流れを説明することで、無料版はてなブログで合格するためには長期戦が必要であることは理解して頂けたと思います。ただ、きちんとGoogleアドセンスへの対策をせずに申請し続けても合格する確立は低いので、合格確率を高めるために取り組んだ事について順に解説していきます。
プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーは収集した個人情報をサイト運営者がどう取り扱うかを記載したものです。
殆どのGoogleアドセンス合格者が設置しているので、作っておきましょう。
一から作る必要はなくて、コピペOKで公開されている方のものをまねすればよいです。
このブログのプライバシーポリシーを下に貼っておくので、まだ作っていない人は参考にして下さい。
また、記事が完成したら設定の「デザイン」→「サイドバー」→「モジュールの追加」で、免責事項としてサイトを設定しておきましょう。
お問い合わせフォーム作製
これも合格者の殆どが設置しているので作りましょう。
下にリンクを貼ってあるGoogleフォームで作製して、「お問い合わせ」という名前の記事を作れば完成です。
また、記事が完成したら設定の「デザイン」→「サイドバー」→「モジュールの追加」で、お問い合わせとしてサイトを設定しておきましょう。
グローバルメニュー
グローバルメニューとは、このブログでいうと以下の写真の部分です。
私が使っているテーマの「Minimalism」は、作者様のサイトに設置方法が書いてありました。
基本的にはてなブログで人気のテーマなら、検索すればグローバルメニューの設置方法は出てくると思います。また、プライバシーポリシーとお問い合わせフォームにグローバルメニューから飛べるようにしておくことで、Googleアドセンス審査の際に認知される確立が高まるので設定しておきましょう。
Google Search Console
Google Search Consoleは登録必須のサービスです。登録方法は以下のブログでとても分かりやすく解説されているので、まだ登録を済ませていない人は登録しておきましょう。
登録が済んだら、サイトマップというものを登録します。
上記の画像の画面を開いて、
.sitemap_periodical.xml?year=年&month=月
と入力し1回だけ送信しましょう。(2020年以降に開設したブログだと恐らくこれ以外は上手く反映されないです。)
基本的に、Google search consoleに登録したての頃は3~4日反映されるまでかかるので、すぐに反映されなくても焦らずに待ちましょう。
もし、数日待ってもサイトマップが反映されなかったり、ブログの記事数とサイトマップに反映された記事数が一致しないときは、インデックス登録をする必要があります。
URL検査をクリックし、サイトマップに反映されていない記事のURLを上の検索ボックスに入力し検索します。すると、登録されているときは上記のように緑色のチェックが付いていますが、登録できていないときは灰色のチェックになっています。
灰色のチェックの状態だとGoogle検索に登録されていないので、右上の公開URLをテストをクリックしてテストをして下さい。
記事に問題がなければ上記のような画面が出てくるので、インデックス登録をリクエストをクリックし申請しましょう。私は登録不可の画面が出てきたことがないので分からないのですが、もし検査して登録不可と出る記事はかなり質が低いのでリライトするか削除しましょう。
記事の質に問題がなければ登録する事が出来るはずです。投稿したばかりの記事は中々インデックス登録してくれませんが、根気強く申請し続ければそのうち登録されます。(恐らく登録されるまでの期間が長いことが無料はてなブログの合格に時間がかかる理由です。)執筆済みの記事の中で、3~4記事「URLはGoogleに登録されています」の状態になれば、Googleアドセンス合格する可能性が高まっていると思います。(2020年後半まではGoogleのアップデートの影響でこの機能は使えなかったのですが、今は問題なく使えます。)
アドセンス審査コードの設置場所
Googleアドセンスに申請するとき、head要素はGoogleアドセンスのコードだけにしましょう。(合格後は色々足しても大丈夫です。)
また、Googleにサイトを認識してもらえる可能性を高めるために、デザイン設定から、記事上、記事下にもGoogleアドセンスのコードを貼るようにした方がいいです。
はてなブログで特に気をつけるべき事
当記事以外にもGoogleアドセンス合格体験記を読まれた方でしたら知っていると思いますが、はてなブログはURLがGoogleに認識されにくく、申請不合格の理由の殆どが「サイト審査不能」です。
なのでWordPressなどの他のブログよりも、より積極的にGoogleにアプローチしていかないと全然合格する事が出来ません。そこで、効果的にGoogleにアプローチ出来る方法を2点紹介しておきます。
Google Search Consoleに認識される独自性のある記事を書く
基本的には記事を執筆した後にインデックス登録をし続けていれば、よほど質の悪い記事以外はGoogle Search Consoleに認識させることが出来ます。ただ、あくまでも私感ですが、サイトマップ登録されている記事が多い方が合格しやすいと思います。そのためには、自分自身の経験・体験が反映されており、独自性のある記事を書くことが大切です。はじめはインデックス登録に頼らず、自分の詳しい分野の記事は何回もリライトして質を高めた方が結果的には早く合格出来るかもしれません。
SNS等の流入でPVを伸ばす
SNS等の規模の大きなWebコンテンツを持っている人は、絶対に使った方がいいです。Google検索からでなくても、PV数の多い記事はGoogleに評価されやすく、サイトマップも登録されやすいです。ブログをやる上でTwitter等のSNSはやり得なので、まだアカウントを持っていない人は絶対に作っておいた方がいいです。
無料版はてなブログで合格するために重要なのは、単純な記事数を稼ぐことではなく「Google Search Consoleで認知されている記事の数」を増やすことです。私は合格時5記事しか書いておりませんでしたが、そのうちの4記事はサイトマップに登録されていました。Googleアドセンスに合格する事を目標としている人は、やみくもに記事を沢山書くのではなく、質が高く、Googleに評価される記事を書くことを意識した方がいいと思います。
まとめ
今回は無料版はてなブログでGoogleアドセンスに合格するために取り組んだ内容をまとめました。
無料版はてなブログの性質上どうしても合格するまでに時間がかかってしまうので、根気強く取り組むことがとても大切です。
人によってブログテーマは様々なので、同じようにやっても成果が出ないかもしれませんが、もしこの記事のおかげでGoogleアドセンスに合格出来たという方がいたら、キラ(@Dana_ignited)まで連絡して頂けると嬉しいです。
また、ブログを始めるならWordPress一択と言う人は多いですが、 ビジネスではなく趣味の延長線上でやる場合なら、はてなブログは簡単で使いやすい上に完全無料なのでおすすめです。ブログに興味がある人は是非やってみて下さい!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
【最終239位/レート2004】ウーラボルト×襷アーゴヨン軸対面気味攻めサイクル【ポケモン剣盾シングルS14】
はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン14において、最終239位、レート2004を達成した構築の記事を書いていきます。もう少し完成度を上げれそうな構築ですが、来月からは竜王戦ルールとなりしばらく使えないので公開します!
また、対戦初心者・中級者向けの記事も書いているのでよかったらご覧下さい!
ポケモン剣盾で勝ちたい初心者・中級者に向けて[シングル] - キラのポケモン日記
最終結果
tnキラ 最終239位
今回の記事では、構築経緯、各個体解説、基本選出について書きます。
構築経緯
今期の前半はしっくりくる構築がなかったため、前期のモーガンさんの構築を真似して使っていました。(掲載許可頂いております。)
その中で、対面選出をした際にスカーフ水ラオスと襷エースバーンの対面作ると簡単に負けてしまう事がかなり気になったため、「両ウーラオスに確実に安定し、スカーフレヒレに強く、サンダー,エースバーンに戦える襷枠」を検討し毒毒入り襷アーゴヨンを採用しました。そして、その構築でとりあえずレート1900は超えることが出来ました。
しかしそこから行き詰まってしまったので、使用感のよかったHB破壊光線ポリ2、S振りアッキミミ、襷アーゴヨン、水ウーラオスを残し、モーガンさんの構築のコンセプトでもある、「ダイマしてもしなくても強いポケモンで固める」を意識し補完を選ぶことで今回の構築が完成しました。
各個体の解説
以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(正確補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)等の略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-31-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。
ボルトロス
特性 蓄電
性格 臆病(S↑A↓)
持ち物 命の珠
努力値 H84B68C100D4S252
技構成
意外と珍しいかもしれない珠霊獣ボルト。スカーフラオスに対しての行動保証が必要だったため最低限耐久に振っています(D>BでDL対策)。終盤でまた流行していたドリュサンダーに対して有利を取れる貴重なポケモンなので、かなり環境に刺さっていたと思います。今期は相手のサンダー、レヒレの取ってくる行動が人によってバラバラで交換読みをするリスクが高く、裏を気にせずに目の前の相手に通る技を打ちたい場面が多かったため、命の珠を持たせました。また、ボルトチェンジは電気の一環がある構築が全然おらず安定して打てる場面がほぼなかったので抜き、ダイマックス時に強い破壊光線を採用しました。くろこさんが動画でも紹介していましたがウーラオスとの相性が抜群で、攻めサイクルで相手を崩していく展開がとても強かったです。
ウーラオス
特性 不可視の拳
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 達人の帯
努力値 A252D4S252
技構成
すいりゅうれんだ インファイト
つばめがえし かみなりパンチ
おそらく珍しい帯ウーラオス。珠ウーラオスを使っていた際に火力があり打ち分けが出来る点と、ダイマしても強い点がかなり強かったのですが、対ドリュサンダーを考えると珠枠はボルトロスを優先したかったため、比較的使用感が近い達人の帯で妥協しました。今期は水ウーラオスをサンダーやゴツメレヒレで受けてくる構築がかなり多かったので、有利対面でも簡単に水流連打を押さないことはかなり意識していました。(静電気サンダーに水流連打を打って麻痺する確立は実質100%)サンダーに弱い点は結構ネックですが、ドリュウズ、ドサイドン、ランドロス、ヒードラン、ブリザポスといった対策必須ポケモンに安定するので、今期も最後まで抜くことは出来ませんでした。
ミミッキュ
特性 化けの皮
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 アッキのみ
努力値 H100A180B116D4S108
技構成
じゃれつく ゴーストダイブ
かげうち つるぎのまい
対面構築における最強ポケモン。調整はモーガンさんのアッキミミッキュのAを1削りSを1伸ばしました。シーズン通して一度もミラーで先手を取れなかった事がなかったので、冠環境におけるアッキミミッキュはこの調整が一番強いと思います。言わずと知れた強ポケモンなので特に説明することはないですが、この構築では毒毒やサイクル戦を絡めてポリ2をミミッキュで詰める展開が多いことは意識しておくと強いです。
アーゴヨン
特性 ビーストブースト
性格 控えめ(C↑A↓)
持ち物 気合いの襷
努力値 C252D4S252
技構成
かえんほうしゃ どくどく
今期のMVPポケモン。控えめの理由は火力が足りないからです。特に、ウーラオスへの流星群のダメージが乱数になる、無振りレヒレにヘドウェがほぼ耐えられるという2点は致命的なので臆病にする選択肢はありませんでした。(ヘドロ爆弾を採用しない理由も火力のためです)流星群を受けに来たポリ2に毒毒を入れる、流星群→毒毒で襷悪ラオスに打ち勝てる等襷毒毒アーゴヨンは使っている人が少なくかなり理想的な崩しを行なってくれました。また終盤流行していた怪電波サンダーが対面怪電波から入ってきてくれるおかげで、毒毒を入れてから襷を温存して引く動きも取れるのが非常に強かったです。このポケモン自体が軽視出来ないため初手からダイマックスで処理せざるを得ない相手も多く、襷込みで2ターン凌いで裏で切り返す動きもとても使いやすかったです。実際に使ってみてアーゴヨンはかなり強く、取り巻きのポケモンを考えれば更に伸びしろがありそうなポケモンだと思いました。
ポリゴン2
特性 アナライズ
性格 控えめ(C↑A↓)
持ち物 進化の輝石
努力値 H244B204C60
技構成
はかいこうせん ほうでん
めっちゃ強いのにあまり普及していないアナライズHB破壊光線ポリゴン2。参考元のモーガンさんの調整はのんきHBベースでしたが、テッカグヤとの打ち合いもある程度出来るようにしたかったため耐久を最低限まで削り火力に回しました。意地珠エスバのダイナックル→ダイナックルを確定で耐えるため、チョッキ以外の全てのエスバにダイマの打ち合いで勝つことが出来ます。相手に特殊数値受けや鋼タイプがいなければダイマを切って崩していけるので、アーゴヨンの毒毒やウーラオス、ヒードランを上手く使ってポリ2の突破できない相手を倒し詰めていく動きがとても強かったです。また、HBに厚いためドラパ、ガブ、カイリューといった物理ドラゴンに安定して強く、非常に使いやすかったです。
ヒードラン
特性 炎の体
性格 控えめ(C↑A↓)
持ち物 弱点保険
努力値 H252D4S252
技構成
マグマストーム ラスターカノン
だいちのちから ちょうはつ
ステロ+カミツルギ対策兼受けループの気休め対策枠。トレース持ちに日和らず選出する、相手の水流連打、トリプルアクセルに見えないリスクをつけるという2点の理由から貰い火ではなく炎の体で採用していました。対面で炎技を打たれることはありませんでしたが、どうしても炎技に後投げしないといけない場面で無効に出来ず負けた試合も数試合あったので一長一短だと思います。マグマストームを当てたときのリターンがエグすぎるので基本的にはダイマしないように立ち回りますが、ダイマ時の対面性能も非常に高いので相手の選出によっては積極的にダイマを切る試合もありました。最終日前日まではラグラージ意識のソラビを採用していましたが、最終日前日で数が減ったように感じたのでミラーとウツロイド、ガラルヤドキング等を意識してだいちのちからに変えました。
基本選出
ボルトロス+ウーラオス+1
ボルトラオスの通りがいいときにはこの選出をします。サンダーで水ウーラオスをみている構築が多かったので、ボルトロスでサンダーに負荷をかけながら交代先の地面枠等に草結びや気合い玉でダイマを強要させ、ウーラオスのダイマで切り返す動きがシンプルかつ強かったです。また、ウーラオス、ボルトロスのどちらも初手エースバーンとのダイマの打ち合いには勝つことが出来ないので、刺さりがよくてもエスバの初手ダイマがちらつく構築にはあまりこの選出はしませんでした。
アーゴヨン+ミミッキュ+1
アーゴヨンが刺さっていない構築以外はこの選出がかなり多かったです。対面選出ですが全く交代をしないわけではなく、初手アーゴヨンで毒を入れた後に裏のポリ2に引いたり、格闘技やノーマル技をミミッキュですかす等の動きも勝つためには必要でした。この選出の時には、アーゴヨンの襷とミミッキュの化けの皮を無駄なく使う事を基本的に意識していました。無駄なく使えた試合は大体勝てていたと思います。冠環境ルールがまたあるかはなんとも言えないので参考程度ですが、アーゴヨンと水ラオス対面は裏にミミッキュいなければ流星群安定、悪ラオス対面は流星群→毒毒安定です。
最後に
今期はデフレシーズンでとても苦労しましたが、最低限レート2000を達成できてよかったです。気合い玉とマグストを打つ場面がそこそこ多く、上振れ、下振れ要素のある構築ではありますが、そこそこの完成度はあったかなと感じています。来シーズンからの竜王戦環境を3ヶ月間やるかは分かりませんが、とりあえず来月はやるつもりなので来シーズンもやる方は来月もよろしくお願いします。
竜王戦環境も基本的にはポケモンが強い人が強いのは間違いないので、対戦初心者・中級者の方は興味があれば以下の記事も是非ご覧下さい。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!