はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回はSVシーズン1において、最終214位を達成した構築の記事を書いていきます。最終二桁まで後2勝のところから連敗し、勝ちきれず非常に悔しいです。シーズン2は有休に余裕がなく本気ではやれないので公開します。基本選出等もまとめておくので参考にして頂けると嬉しいです!
最終結果
tnキラ 最終214位
今回の記事では、構築経緯、各個体解説、基本選出について書きます。
構築経緯
今期はいい構築が思いつかずかなり迷走していたのですが、スポンジさんの12/31の配信で対戦相手の方が使われていた、鉢巻き地面テラスガブ+ゴツメサフゴ+チョッキドドゲザンの並びが強いと感じ、軸として採用することにしました。(下記リンクの1:38:59からの対戦です。掲載許可は頂いております。)
残り3枠は色々試しながら使っていたのですが、スポンジさんが配信で使われていた妖テラスゲンガーの使用感がかなりよかったので固定枠としました。ここまでで重めなセグレイブ・マスカーニャを汎用性を落とさず対策するため、妖テラス鉄壁キョジオーンとHBシルクのスカーフカイリューを採用し構築が完成しました。(正直カイリューの型はもう少し考察するべきだと思いましたが、時間に余裕がありませんでした。)
各個体の解説
以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(正確補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)等の略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-31-31-31)or(31-×-31-31-31-31)とします。
ガブリアス
特性 鮫肌
性格 陽気(S↑C↓)
持ち物 拘り鉢巻
テラスタイプ 地面
努力値 A252B4S252
技構成
じしん げきりん
流行り?の地面テラス鉢巻きガブ。技選択がシビアな場面も多い代わりに、一貫が出来た時の制圧力は目を見張るものがありました。地面テラスをする事で火力が上がるのはもちろんのこと、妖テラスウルガモスやミミッキュに安定して勝てるようになるのもかなり強かったです。終盤サザンドラの妖テラスが一定数いたため、瓦割りが安定択ではなくなってしまったこと・妖テラスカイリューに後投げから処理されてしまうことの2点が環境的な逆風でした。ただ、それを差し引いてもかなり安定して選出し活躍していたと思います。また、後述する電磁波祟り目サフゴとの相性がとてもよく、同時選出がかなり多かったです。
サーフゴー
特性 黄金の体
性格 図太い(B↑A↓)
持ち物 ゴツゴツメット
テラスタイプ 飛行
努力値 H244B204S60
技構成
たたりめ ゴールドラッシュ
でんじは じこさいせい
特性、タイプ、専用技全て優遇されている新ポケモン。シーズン1開始直後から入れ得ポケモンだなとずっと思っていました。Sは電磁波後最速ドラパ抜きまで振っています。飛行テラスは、カバルドン・ドオーを完封したり、ガブリアスやカイリューに有利な択を押しつけたり、剣舞のないドドゲザンを受けきったりと有効な場面が数えきれない程あり、かなり強かったです。変化技を受け付けないため、終盤流行った渦アンコールカイリューに安定して強く、不意の呪い痛み分けミミッキュを完封したり、コノヨザルに一方的に電磁波を入れられるのが非常に強いです。本構築では、有利対面を作り相手のウルガモスやカイリューに電磁波を入れて、ガブを後投げする動きがシンプルかつとても強いです。また、電磁波祟り目型は、相手のロトムやサーフゴーに少し隙を見せてしまうので使う際はそこに気をつけた方がいいです。
ドドゲザン
特性 総大将
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 突撃チョッキ
テラスタイプ 飛行
努力値 H156A252S100
技構成
ドゲザン アイアンヘッド
ふいうち けたぐり
交代読みの格闘技で出落ちが頻発するポケモン。Sラインは感覚で決めました。(他の記事等みないと丁度よかったかは分からないです。)不意の格闘技が飛び交っていて使いにくいという意見も一定数見かけましたが、構築単位でルミナコリジョンの一貫を切らないとクエスパトラに1体確定でもってかれてしまうので最後まで外せませんでした。刺さっているときは非常に活躍してくれるポケモンなのですが、終盤はゴツメカイリューが流行っており、無限に後投げされ苦しい展開が多かったです。それでも悪鋼+チョッキの耐性は唯一無二で、サザンドラ、ドラパルト等の技選択をゆがめたり、気合玉のないサフゴに複数回後投げ出来たりと構築には確実に必要な枠でした。飛行テラスにしている理由は、サフゴとの同時選出時にどちらでテラスを切ってもドラゴン+地面の一貫を切れるようにするためです。釣り交換が上手な方はチョッキではない型で剣舞を入れた方が崩し性能が上がり強いと思いますが、安定性を考え最後までチョッキで使用しました。
ゲンガー
特性 呪われボディ
性格 臆病(S↑A↓)
持ち物 気合いの襷
テラスタイプ フェアリー
努力値 C252B4S252
技構成
きあいだま みちづれ
上振れの化身。気合玉を入れた際に見ることの出来る範囲が非常に広い上に、環境でゲンガーよりも早いポケモンがマスカーニャ・ドラパルトくらいしかいないので非常に選出しやすかったです。汎用性を保ちながら、呪われボディ・ヘドロ爆弾の毒・気合い玉で自然と上振れが狙える点がかなりズルかったです。道連れ+気合玉はあまり考慮されておらず、ドドゲザンを何回も無償で突破できました。ドラパルトが構築単位でケアしにくかったので、行動保証が持てる妖テラスで使い続けました。ステロさえ撒かれていなければ、呪われボディや道連れ込みで残し得なポケモンなので襷を失った後も簡単に切らないことを意識して立ち回っていました。(こちらがテラスを消費した後の盤面で、蝶舞1積みのウルガモスの妖テラバに対してガブからゲンガーに引き呪われボディが発動して勝った試合がありました。)
キョジオーン
特性 清めの塩
性格 腕白(B↑C↓)
持ち物 食べ残し
テラスタイプ フェアリー
努力値 H252D180S76
技構成
しおづけ ボディプレス
てっぺき じこさいせい
相当強いが、隠密マントに一生おびえ続けなければならないポケモン。終盤で鉄壁キョジオーンへのケアが薄くなっている構築が一定数いることと、妖テラスを切ることで氷テラスの鉢巻セグレイブ意外にに安定することを評価し採用しました。セグレイブ入りと受けループにはほぼ確定で選出しましたが、それ以外の構築には隠密マントや身代わりで破壊される方が怖くてあまり選出できませんでした。今のルールでは隠密マント等を持たせる余裕があるので自然なケアが出来そうですが、今後使用できるポケモンが増えていくにつれて、不意に当たって破壊されてしまうポケモンになっていくのかなと使っていて感じました。
カイリュー
特性 マルチスケイル
性格 意地っ張り(A↑C↓)
持ち物 シルクのスカーフ
テラスタイプ ノーマル
努力値 H228A12B252D4S12
技構成
しんそく じしん
りゅうのまい はねやすめ
最強枠だが諸説枠。一応初手セグレイブ対面にテラスを切りながら竜舞→神速→神速で有利を取れる+マスカーニャに有利という意図で調整をしていましたが、Sが低くてカイリューミラーで電磁波→アンコールの動きをされる等信用できずにあまり投げれなくなってしまいました。このポケモンがいるおかげで相手が必死にステロを撒いてくれるので、選出誘導枠としては申し分ない活躍をしてくれましたが、もう少し型と選出タイミングを練って構築のキツい部分を補完した方がよかったかもしれないです。
基本選出+重いポケモン
ゲンガー+ガブ+サフゴ
この選出はかなり信頼していました。ゲンガーで1体持って行けそうな構築は基本この選出をしていたと思います。ゲンガーマスカーニャ対面はヘドロ爆弾、ゲンガードラパルト対面は他に鉢巻をもっていなさそうなポケモンがいなければ妖テラス+シャドボ、そうでないときは素シャドボを押してました。
ガブ+サフゴ+ドゲザ
ドドゲザンの刺さりが良さそうなとき、ドラパ入りに対してサイクル回さないと勝てなそうな時はこの選出をしていました。
キョジオーン@2
セグレイブ入りにはこの選出をしていました。サフゴがいるときはドドゲザン、ラウドボーンがいるときはサフゴの選出が強要されます。
キョジオーン+ガブ+サフゴ
受けループにはこの選出をしていました。塩漬けで荒らして、ガブを通すことを狙います。
重いポケモン
最速鉢巻マスカーニャ
大体取り巻きみてカイリュー出せないことが多いので1.5体くらいもってかれて苦しいです。
セグレイブ+隠密マント持ち
セグレイブをキョジオーンでみるため、隠密マント持ちでキョジオーンを起点に出来るポケモンがセットでいるとサイクルがかなり不利になってしまいます。
最後に
最終2桁に届かなかったのは非常に悔しかったですが、1/1時点で2ロム4桁まで落ちていたことを考えると、何とか持ち直せたのはよかったです。(ヒントを貰えたスポンジさんの生放送には本当に感謝してます!)1月、2月は有休も余ってない上に最終日が平日なので恐らくやりませんが、3月以降はまた上位を目指して頑張っていこうと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。ポケモンやっている方でしたらフォロバするので、気軽にTwitterもフォローしてもらえると嬉しいです!